NEWS
- 2019.10.09
- 北海道に日本初の本格的ラグジュアリーウェルネスリゾート開発を発表
MAプラットフォームは、私個人の全額出資による投資を主体とした会社です。資本金等160億円という規模で、2011年6月に設立して以来、活発に投資を行なっています。
昨今、自然環境と共生するリゾート滞在が世界的に広がりを見せる中、海外からの訪日旅行者の増大を受け、北海道・苫小牧北部に取得した森林約1,000ヘクタールにおいて、外国人富裕層を主なターゲットに、森林や貴重な自然を守りつつ活かしながら行う大規模な「国際リゾート村」の開発事業に注力しています。
北海道は広大な景観に加え、良質な雪・食・きれいな空気など、魅力的な観光資源が豊富で、世界中から注目が高まっており、中でも計画地は手付かずの自然に囲まれながら、新千歳国際空港や国際拠点港湾である苫小牧港も近いことから、北海道の表玄関となり得る立地です。世界の富裕層が求めるリゾートに必要な要素を多く備えていることに着目し、外国人富裕層の観光の受け皿となる開発を計画しています。
単に観光拠点としてのホテルやコンドミニアムを備えるだけでなく、森林の恵みを活かした予防医学や健康促進、アクティビティ、貴重な自然観察など、利用者のニーズを満たせる施設・サービスを集約し、ここで受けられるサービスや体験を目的としていただける「国際リゾート村」の開発を目指しています。
商号 | 株式会社MAプラットフォーム |
---|---|
設立 | 2011年6月 |
資本金 | 90億円 |
資本準備金 | 70億円 |
代表取締役会長 | 森 章 |
代表取締役社長 | 小松 稔男 |
本店所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-3-17 虎ノ門2丁目タワー 電話:03-3595-1731 |
事業内容 | リゾート開発事業 投資事業(下記参照) |
世界経済の構造は大きく変化している一方、日本の経済産業は、少子高齢化といった社会構造の変化も受け、既存のビジネスモデルでは縮小していくと捉えています。こうした状況下では、既存の事業だけでなく、グローバルにも目を向けた新しい取り組みを検討するのは必然の流れでした。また、研究を進めていく中で、海外企業のトップから、私のオーナー経営者としてのこれまでの実績を信頼頂き、具体的案件とともに、国際事業の基盤となる人的・組織的ネットワークが構築されていきました。
国際事業や新しい取り組みにはリスクがつきもので、一定のリスクテイクをスピーディーに行う必要があります。森トラストグループでは、引き続き将来を見据えた積極的な投資を行なってまいりますが、よりスピーディーな投資を実現させるため、私個人の判断で機動的に動ける組織を作りました。
投資対象は、第一に私が考えて確実に成長する見込みが持てる、すなわち社会的ニーズがあり、かつ社会的意義があるものとなります。世界各国の優良企業が持つノウハウや技術を、それを必要とする他国のマーケットで共有し、新たなビジネスモデルを創造することで、日本経済や世界経済の発展に資する事業にしたいと考えています。不動産以外も含めた国内外の投資案件や国内外企業の国際事業も投資対象としており、この場合の投資基準や手法、関わり方は相手によります。企業や事業に投資する場合、我々の方が経験値のあるものについては出資比率を高め、経営に参画する形もありますし、詳しくない業種については、転換社債などを用いる形もあります。
会長である森章は、森トラストグループで強固な経営基盤を築いてまいりました。森トラストグループは下記に示すように、60年以上にわたり、日本の都心部の大型複合開発を中心とした不動産事業や、主要リゾート地でのホテル&リゾート事業、投資事業等を手掛けてきた総合不動産デベロッパーです。これらの事業が業界有数の規模に成長した事を受け、それに見合う事業体制を構築し更なる強化をはかると同時に、時流を読んだ先行投資で、広く社会にとって有益な貢献を成し得るビジネス全般に対象を広げてきました。
都市開発の総合デベロッパーとして、1951年のグループの創業以来、様々な大型都市開発を手がけてきました。 東京駅八重洲口の大規模複合施設「丸の内トラストシティ(本館:2008年竣工 N館:2003年竣工)」、汐留地区の「東京汐留ビルディング(2005年竣工)」など、都心部でランドマーク性のある先進の大型複合都市開発を手掛け、長期にわたり、保有・賃貸・管理・運営を行う事業を主軸に、オフィス・住宅の分譲事業も手掛けています。
法人制会員制リゾートであるラフォーレ倶楽部を創業したほか、軽井沢の老舗ホテルである万平ホテルの経営再建や、海外のラグジュアリーブランドとのアライアンスによるコンラッド東京やシャングリ・ラホテル東京の誘致など、シティ、リゾート、からビジネスにわたる多種・多様な形態のホテルを、様々な経営手法(自社開発、資本・経営参加、業務提携など)で展開しました。
様々な事業環境の変化に即応できるように、1990年代後半より、M&Aなどを含む広義の投資事業を積極的に推進してきました。また、不動産業界の中でいち早く不動産投資信託(REIT)に着目し、市場設立に向けて尽力した後、森トラスト総合リート投資法人と森トラスト・ホテルリート投資法人を設立、上場させています。
北海道・苫小牧北部に取得した森林約1,000ヘクタールにおいて進めている「国際リゾート村」開発プロジェクトは、「自然との共生」をテーマに掲げています。本プロジェクトは北海道の大自然の保全・整備を行うために、森の魅力を享受する施設を建設し、その収益の一部を森に還元するという循環型のリゾート開発です。
敷地内部には多種多様な動植物が生息しており、生態系の豊かな森として自然動物ならびに自然植物との密接な環境が保たれています。そういった生物多様性の森を壊すことなく、将来に渡って広大な自然環境を保ちつづけ、自然と人間が共生していくことを目指します。
平坦広大な森林地帯には多種多様な動植物が生息し、近隣には北海道大学付属演習林・苫小牧千歳国有林・樽前山・トキサタマップ湿原・勇払川・ウトナイ湖(ラムサール条約登録)・支笏湖などの大自然が広がり、自然巡回が堪能できる環境です。
春には草花が芽吹き、夏には新緑が生い茂り、秋には木々が色づき、冬にはあたり一面雪の銀世界が訪れます。季節ごとに変化する大自然の中で、四季折々のリゾートライフを楽しむことができます。
約1,000ヘクタールの広大な森林の恵みを享受できる環境のもと、森を楽しみながら身体・心・精神の健康維持や増進、病気の予防を行うセルフケア活動を支援します。森林には人を癒し、健康にする効果があると言われています。トレッキング、ノルディックスキー、雪遊びなどの運動を通じた身体のケアだけでなく、アロマセラピーやマッサージ、ホーストレッキング等を通じた心のケア。そして森の中でのヨガや瞑想、森林セラピーや呼吸法エクササイズなどを通じた精神の回復のためのプログラムを提供いたします。また温泉、食事療法、医師連携による健康相談など、総合的なケアサポート施設の建築を計画しています。
ビオとはオーガニック(有機)を意味しますが、ヨーロッパにおいて、厳しい基準を満たして認定をうけた「ビオホテル」は、食事や飲み物、コスメに至るまで全てがビオ製品を使用しています。またタオル、ベッドリネン類、施設の建材、内装材も可能な限り自然素材を使用し、再生可能エネルギーの積極的な活用に取り組んでいます。国際リゾート村においても、「ビオホテル」の基準を満たす施設建築を計画しています。
「※」の項目は必ず入力してください。